コウノメソッド

　現在も名古屋にあるクリニックで認知症の診療をされている河野和彦先生がご自身の経験をもとに確立された治療法です。

　現在の日本は超高齢社会に入っており、あと10年もすれば認知症患者は今より確実に増えるともいわれています。認知症はもはや他人事ではなく、コウノメソッドは、このような現状の中で近年注目を浴びている認知症の治療法です。

コウノメソッドは、個人に合わせた処方、フェルガードなどのサプリメント、グルタチオン点滴などが取り入れられていることが特徴です。また、患者さんやご家族を中心にとらえ、家族での介護が続けられるよう患者さんの暴言、暴力、徘徊、アパシーなどを極力改善し「介護者を救う」、という視点が含まれている事も精神的特徴ではないでしょうか。

認知症患者を介護するご家族の肉体的、身体的な疲労は計り知れません。そのような状況に対し、「介護者を救う」というスタイルは多くの支持を得ています。

　当院では、このコウノメソッドも必要に応じて用いながら個々の状態あった診療を行っております。